teamHirai通信vol.43【『有能』ではなく『有用』な人間になる】
- 2017.07.10|team Hirai通信
vol.43
「『有能』ではなく『有用』な人間になる」
「自分は有能なのに、なぜこのポジションなのか?なぜ、出世しないのか?なぜ冷遇されているのか?」
と考えたことがあるかもしれません。
しかし、組織で働く人間として重要なのは「有能な人間であることではなくて、有用な人間であること、有益な人間であること」です。
つまり、個人的能力がいくら高くても、組織の中でプラスにならなければ駄目ということです。
組織は自分の能力自慢のためにあるものではありません。
自分がいることで、チームメンバーにどれほど役に立ったか、組織の収益にどれほど貢献したか、お客様にどれほど価値を提供して喜ばれたかが問われます。
資格や技術を習得し、なにか「タイトル」を付与されても、実際に組織のために、お客様のために役に立たなければ意味がありません。
むしろ、能力自慢や苦労話だけをまき散らして、チームメンバーの時間を奪い、士気を下げるようでしたら、そのような人はいてもらわない方が組織としてプラスです。
逆に、能力のある人が他のメンバーと調和して、協調して仕事に取り組んだら、チーム全体が強くなります。チーム全体が強くなってこそ、その人は認められ必要とされていきます。
「自分は有用かどうか、有益かどうか」を各自が常に点検し、改善するチームにしていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
「経済的に豊かになりたい」、と多くの人は考えていると思います。
では「富の本質」とはいったい何なのでしょうか?
私は「富の本質」とは「いかに多くの人の役に立っているか否か」ということだと思います。
別の言い方をすれば「多くの人から感謝されている」ということです。
つまり、「もっと豊かになる」、ということは、「今の自分よりももっと多くの人の役に立つ人間になる」ということです。
「もっと多くの人の役に立つ人間になる」ためには、専門分野の知識を深める、専門領域を広げる、説得力を増すために言葉を磨く、多くの人の協力を得れる人間になるなどが必要です。
一言でいうと「自分を磨く」ということです。
自分を磨き、お客様に与えるサービス、商品、技術の「質」を高め、「多くの人」に届けられるよう、つまり多くの人にお客様になっていただけるよう日々精進していくことが重要だと思います。
お客様は何を求めているのか?お客様が困られていることは何か?私がお役に立てることは何か?私はどんな勉強をすればもっとお役に立てるか?
セルフカウンセリングを日々の習慣にし、自分を磨いていきましょう!
いつもありがとうございます。