わずか8年弱で築き上げた信頼の実績（令和7年11月30日現在）

医療顧問受託開始から約8年弱という短期間で、私たちは以下の実績を積み重ねてきました。

• 医療機関顧問：84件
• 医療関連個人確定申告：75件
• 総取引顧問数：159件

24件に及ぶ医療法人成支援

平成29年8月から令和7年11月までの8年弱で、医療法人成実績は24件。

医療法人化は節税目的だけで判断すべきではありません。役員報酬設計、退職金制度、承継対策、分院展開基盤整備など、「医院の将来を支える制度設計」そのものです。

平井公認会計士事務所では、法人化前に必ず複数パターンの数値シミュレーションを行い、節税効果だけでなく、将来の資金繰り・承継・財務体質まで含めて総合判断します。法人化のメリットが薄い場合には、敢えて法人化を勧めず、先生に不利な選択を避けるようアドバイスする姿勢を徹底しています。

【福岡エリアで証明】競争環境を勝ち抜く支援力

公的統計によると、福岡県の一般診療所数は過去10年間で200件以上も純増しています。これは、廃院や統廃合を差し引いた後の実数値であり、実際の現場ではそれをはるかに上回る規模で新規開業・承継・分院開設という活発な動きが発生していることを示しています。

全国屈指の競争環境にある福岡県において、開業・承継案件が多数生まれる中、平井公認会計士事務所がわずか8年弱という短い期間で、84医療機関から長期顧問契約を任される存在まで成長しました。

この事実は、福岡で新しく開業しようとする先生、あるいは次の成長を目指す先生の多くが、「平井公認会計士事務所の専門性こそが、この激戦区を勝ち抜くための確かな武器になる」と判断してくださった結果に他なりません。私たちは、開業支援において福岡エリアで最も信頼され、多くの新規案件を受託している会計事務所の一つであると確信しています。

専門的な成長支援と複雑な案件への対応力

私たちの支援はクリニックの新規開業に留まりません。複数のクリニックを分院展開する先生、事業の拡大・整理を考える先生に対して、より高度なサポートを提供しています。

• 分院展開支援実績：これまでに、4医院の分院展開（サテライト開院）の支援を実施。分院の収支計画、資金調達、そして医療法人内での会計処理の最適化をサポートし、今現在も事業拡大を支援しています。
• M&A支援実績：複数医院を有する医療法人にて、1医院の事業譲渡支援を実施。財務状況の適正評価、企業価値算定、税務リスク評価など、高度な公認会計士のスキルを活かしたサポートを提供しました。

多岐にわたる診療科をサポート

私たちは、建設業や飲食業など一般企業の顧問と兼業することなく、医療機関の税務・会計・経営指導にのみ特化しています。

令和7年11月現在、平井公認会計士事務所の医療顧問実績は医療機関計84件に及び、以下の通り多岐にわたる診療科をサポートしています。（※平成29年8月～令和7年11月までの約8年弱の累計）。

どの診療科の先生でも、安心してご相談ください。

クリニック開業前から開業後まで一貫したトータルサポート

私たちは、先生が開業という大きな一歩を踏み出す瞬間から、その後の成長・安定期、さらには次の世代への事業承継に至るまで、長期にわたって伴走します。

1. 実現性の高い事業計画策定：単なる融資のための「資料」ではなく、先生のクリニックの「羅針盤」となる、具体的かつ実現性の高い収支計画を立案します。開業後のキャッシュフロー（資金の流れ）を予測し、黒字化への道のりを明確にします。
2. 資金調達支援：日本政策金融公庫や銀行などの金融機関との連携・交渉を代行・サポートし、スムーズな融資実行を実現します。公認会計士の視点を活かし、金融機関が納得する、客観的で信頼性の高い事業計画を作成することで、融資の成功率を高めます。
3. 医療法人設立コンサルティング：個人開業から将来の医療法人化（病院やクリニックなどの医療提供を目的とする法人格を取得すること）までを見据え、最適なタイミングや、節税・事業承継のメリット・デメリットを丁寧に解説し、設立手続きまでサポートします。

医療特有の税務・会計への深い知見と経営改善指導

医療機関の税務会計は、一般の企業とは大きく異なり、特に税法上の特殊な取り扱いがあります。私たちは、これを最大限に活かし、法令を遵守した上での最適な節税対策を実行します。

損益分岐点（そんえきぶんきてん）

売上と費用がちょうど等しくなり、利益がゼロになる売上高のこと。これを超えれば黒字、下回れば赤字になります。経費が多くかかるクリニックでは損益分岐点が高くなるので、反対のこの点が低いほど、経営は安定していると言えます。平井公認会計士事務所では、先生のクリニックの損益分岐点を常に把握し、目標売上達成のための具体的なアドバイスを行います。

減価償却費（げんかしょうきゃくひ）

高額な医療機器や建物などの資産を購入した際、その費用を一度に計上せず、使用できる期間（耐用年数）にわたって少しずつ費用として計上する会計上の手続きのことです。

例えば、価格が30万円以上のパソコンであれば、減価償却期間が4年と決められているので、30万円で購入したパソコンを毎年7万5,000円ずつ費用として計上し、4年ですべて償却します。

適切な減価償却は、正確な利益計算と節税対策に不可欠です。

MS法人（エムエスほうじん：メディカル・サービス法人）

クリニックの経営に関する業務（事務、備品購入、機器リースなど）を担うために、医師やその家族が設立する法人です。節税や事業拡大のメリットがありますが、税務上のルールが厳しいため、専門家のサポートによる設計が必須です。

開業を検討中の先生へ

開業は、医師としての人生を大きく左右する決断であり、同時に人生最大の投資の一つとなるでしょう。特に、場所の選定、資金計画、そして医療機器の選定は、その後の経営の成否を握ります。

私たちは、単なる数字の計算だけでなく、先生の理想とする医療の実現と経営の安定化という二大目標を両立させるため、緻密な計画を立案します。

• 立地戦略のサポート：人口動態や競合分析に基づき、成功しやすい立地選定をサポートします。特に福岡エリアでの豊富な開業実績から得た知見は、先生の大きな強みになります。
• 銀行交渉：先生が医療に専念できるよう、資金調達に関する面倒な交渉を代行し、ストレスなく開業準備を進められるようサポートします。

既に開業されている先生へ

日々の診療に加え、スタッフ管理、経理、税務と、多忙を極めていることと拝察します。

• 「今の顧問税理士は医療に詳しくなく、専門的なアドバイスがもらえない…」
• 「決算のときだけ慌てるのではなく、年間を通じて計画的に節税したい…」
• 「分院展開して、クリニック経営を安定化させたい」

このようなお悩みをお持ちであれば、ぜひ私たちにご相談ください。私たちは、単なる「記帳代行」や「確定申告」の代行に留まりません。

定期的な面談を通じて、先生のクリニックの経営状態を共有し、「目的達成や経営改善のために今何をすべきか」を明確にご提案します。

さらに、事業承継や相続税対策など、先生ご自身の長期的な資産形成とライフプランを見据えたコンサルティングも万全の体制でサポートします。