teamHirai通信vol.39【適度な距離を持つ】
- 2017.06.5|team Hirai通信
vol.39
「適度な距離を持つ」
相手とよい人間関係を築いていく秘訣は「適度な距離を持つ」ことだと思います。
相手のためを思っての行動や言葉であっても、距離が近すぎると、相手にとっては価値観を強要されているように感じたり、支配されているように感じます。
逆に、距離が遠すぎると、「自分には関心がないのかな。自分のことはどうでもいいのかな」と相手からの無価値観を感じるようになります。
例えば、一人暮らしをしている時は、親とたまに電話で話をしたり、メールをしたりして、お互いが心配しあったり励ましあったりしてよい関係を築いていたのに、何かの理由で一緒に親と住みだして、親からいつも「今何をしているのか、明日何をするのか、週末の予定は何か、将来どうするつもりなのか、将来はこうした方がいいんじゃないか」、とぐっと距離をつめられると、「自分が自由に決めるからほっといて欲しい、昨日もその話をしたのにまたその話か、いい加減にして欲しい」といった気持になるかもしれません。
チームの上司、部下、同僚、そして夫婦関係、親子関係においても、「程度な距離を持つこと」、「程度な距離を持とうと意識すること」が相手への優しさだと思います。
今、人間関係がうまくいっている人、いない人との「距離感」はどうなのか、干渉しすぎてないか、無関心すぎていないか、点検してみるとよいと思います。
いつもありがとうございます。