新規開業を考えられている先生方にむけてクリニック開業セミナーをいたしまいした。

クリニック開業前からできる節税対策、クリニック開業にいったいどの程度お金が必要で、どの程度お借入れをする必要があるか、自己資金はどの程度必要か、といったことを診療科毎に実際の事例を用いながらご説明させていただきました。

一つあたり30万円以上の買物をした場合には、購入した年度の経費に一度になるのではなく、ゆっくりと経費になっていきます（これを減価償却といいます）が、減価償却の方法には定額法といって毎年同額だけ経費になる方法と定率法といって、購入した年度の方がたくさん経費になり、2年後、3年後、、、と時がたつにつれて経費になる金額が小さくなる定率法という方法があり、クリニック経営の状況によってどちらを選択した方がよいか、といった内容もお伝えさせていただきました。また、奥様（配偶者）にお給与を出す場合のお給与額をいくらにすれば、経営的に（税務的に）よいか、医療法人化を見据えた開業のポイントなどお伝えしました。限られた時間ではお伝えしきれず最後は「また次回の機会に」となってしまった箇所もありました。開業前の先生に開業前の段階で知っていただきたい事項がたくさんあることを改めて感じました。一人でも多くの医師に成功する開業をしていただきたいと思っています。私の力は小さいですが、大きな力、実績を持っている方を存じ上げていますので、そのような方々を開業される先生にご紹介することによって、先生が医療に専念できる環境を作っていけたらと思います。開業セミナー、資産形成セミナー、節税セミナーなど今後は開業医師、勤務医の先生方が求められているセミナー、情報提供を積極的にしていきたいと思います。