クリニックの経理・会計業務を平井公認会計士事務所に依頼すべき理由
- 2026.07.9|クリニック経営 成功への道
「診療の合間や後に、領収証の整理と会計ソフトへの入力に追われている」「休診日のはずなのに、気づけば半日、経理作業に費やしていた」――このような状況に心当たりのある先生は、決して少なくないはずです。
「経理くらい自分たちでできる」「顧問料を節約するために記帳は自分でやろう」という考えは、一見すると堅実な経営判断のように思えます。
しかし、実際には、その判断がかえって先生の時間と経営の質を犠牲にしていることが多いのです。
本コラムでは、医療専門の平井公認会計士事務所が「記帳代行」を基本スタンスとしている理由を、実務の視点から具体的に解説します。
「経理は自分たちでやるもの」という思い込みが経営を圧迫する
開業医の先生の中には、ご自身やご家族が日々の記帳(会計ソフトへの入力)を行う「自計化」を選択されているケースが少なくありません。
しかし、会計や簿記の知識がない状態で自計化を行うと、当事務所が記帳代行として処理する場合と比較して、10倍以上の時間がかかってしまうことも珍しくありません。
さらに厄介なのは、時間をかけた割に会計処理が誤っていることが多い、という点です。
実際、多くの会計事務所の日常業務は、先生やご家族が時間をかけて入力した会計データを一つひとつチェックし、誤りを修正事項としてお伝えすることに費やされています。これは、会計処理を「正しくすること」自体が目的になってしまっている状態であり、本来の会計の目的とはズレが生じています。
【自計化と記帳代行、何が違うのか】
| 項目 | 自計化(先生・ご家族が入力) | 記帳代行(平井公認会計士事務所) |
|---|---|---|
| 入力にかかる時間 | 慣れない作業で長時間化しやすい | 専門スタッフが効率的に処理 |
| 正確性 | 勘定科目の誤り・入力漏れが起きやすい | 医療特有の会計処理に精通した目でチェック |
| 先生・ご家族の負担 | 診療後や休診日に作業時間を確保する必要 | 領収証等を預けるだけで完結 |
| 経営数字の把握 | 入力作業に追われ、試算表の内容を振り返る余力が少ない | 試算表をもとにした経営相談に時間を使える |
ここで試算表とは、毎月の経営状態を可視化する会計資料のことです。領収書の会計入力を行って経費を算出し、売上高や経費、利益などを把握・分析することで、クリニック経営を良くするための軌道修正や未来のための方針を立てることができます。
この表からもわかるとおり、自計化は一見コストがかからないように見えて、実は先生の時間という最も高価な資源を消費しているというのが実情です。
会計の本来の目的は「経営を良くすること」
会計を飛行機の操縦室に例えると、この違いがわかりやすくなります。
会計情報とは、コックピットに並ぶメーターのようなものです。パイロットは、燃料は足りているか、高度は適切か、スピードは出すぎていないかを、飛行中ずっとリアルタイムで確認しながら操縦しています。
一方、自計化に時間をかけすぎると、「その計器を正しく作ること」自体が目的化してしまいます。計器の製造に気を取られて、肝心の「今、どこを飛んでいるのか」「燃料はあと何時間分残っているのか」を確認する余力がなくなってしまうのです。
平井公認会計士事務所が記帳代行を基本スタンスとしている理由は、まさにここにあります。計器の製造(記帳作業)は私たちにお任せいただき、先生にはその計器を見ながら「クリニック経営という飛行」を安全かつ効率的に進めていただきたいと考えています。
なぜクリニックは経理を外部委託しても問題ないのか――入金構造の違い
一般的な会社の場合、社内に経理担当者を置いた方がよいケースがあります。これは、売上代金が現金ではなく、後日入金される売掛金や手形で支払われることが多いためです。取引先の資金繰りが悪化したり、倒産したりすると、予定していた入金が入ってこないリスクがあるため、入金状況をタイムリーに社内で管理する必要性が高くなります。
一方、クリニックの場合、患者様からは診療当日に窓口で現金またはキャッシュレス決済でお支払いいただき、残りの診療報酬は、国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金といった公的機関から、ほぼ確実に、決まったタイミングで入金されます。
つまり、クリニックは一般企業と比べて「入金の確実性」が極めて高く、入金管理をタイムリーに社内で行う必要性が乏しい業種だと言えます。だからこそ、経理業務を外部に委託しても、経営上の支障はほとんど生じません。
なお、病床を持つ病院規模になると自計化が向いているケースもありますが、無床診療所(クリニック)の場合は、経理を外部委託した方がメリットが大きいと、私たちは考えています。
開業医の「1時間」の価値を数字で考える
開業医の先生は、診療1時間あたり50,000円以上の売上を生み出していることが一般的です。診療科や患者単価によっては、1時間あたり150,000円~200,000円の売上を上げている先生も珍しくありません。
そのような先生が、領収証の整理や現金出納帳の記入に2~3時間を費やすとしたら、費用対効果の観点からは大きな機会損失になります。
仮に1時間あたり50,000円の診療売上を生み出している先生が、月に10時間を経理作業に充てているとすると、単純計算で月50万円、年間600万円分の診療機会を経理作業のために手放していることになります。
もちろん、実際には診療時間そのものが減るわけではありませんが、その分の休息やスタッフとの対話、経営を考える時間が失われているという意味では、機会損失の実態は同じです。診療や患者様への対応に充てられるはずの時間が、経理作業に奪われてしまっているのです。
また、多くのクリニックでは、奥様が経理を担っているケースも見られます。しかし奥様には、先生の話し相手になる、日々の悩みを共有する、という、他の誰にも代われない大切な役割があります。その貴重な時間を経理作業に費やしてしまうのは、あまりにもったいないことです。
また、慣れない経理業務が奥様のストレスとなり、特に繁忙期にはご家庭に影響が出ることもあります。
医療専門だからこそ実現できる、圧倒的な正確性とスピード
平井公認会計士事務所の税務顧問先は、ほぼ100%がクリニック(個人診療所・医療法人)です。したがって、クリニックに特有の会計処理に精通しており、そうでない一般的な会計事務所と比較すると、正確性とスピードには圧倒的な差があります。
一般的な会計士事務所は、飲食店で例えて言うなら、ファミリーレストランのようなものです。世の中には、カレー、寿司、天ぷら、刺身、しゃぶしゃぶ、うどん、ハンバーグ、パスタ、ピザ、ステーキ、餃子、麻婆豆腐、チャーハン、酢豚、トムヤムクン、フォーまで、何でも揃っているお店があります。何を食べたいか決まっていない人にとっては、「とりあえずこの店に入ればなんとかなる」という安心感があるかもしれません。どの料理も、そこそこ美味しいのですが、専門店に比べたら劣ってしまいます。
それに対して、平井公認会計士事務所は「そば一筋」の専門店のようなものです。専門店は、どうすればそばをより美味しく、喜んで食べていただけるかを、日夜考え続けています。おいしいそばを食べたいのであれば、そば屋に入ることです。それにもかかわらず、カレーもとんかつもハンバーグも、一応そばも扱っている「何でも屋」のお店では、そば専門店にはかないません。
会計・税務の世界も同じです。一般企業のいろいろな業種から医療機関まで幅広く手掛ける会計事務所と、クリニックだけに専門特化した平井公認会計士事務所とでは、同じ「記帳代行」という業務であっても、その正確性とスピードには明確な差が生まれます。
クリニックの先生方が本当に求めているのは、クリニック専門の税理士のはずです。当事務所は医療専門だからこそ、社会保険診療報酬の特有の会計処理や、診療科ごとの経費構造といった細部まで、迷わず、速く、正確に処理できるのです。
平井公認会計士事務所が「記帳代行」を基本スタンスとする理由
先生は領収書を当事務所まで郵送するだけ
平井公認会計士事務所では、領収証・請求書・通帳のコピー・レセプトデータなどをお預かりし、会計処理は当事務所側で完結させる「記帳代行」を基本スタンスとしています。先生やご家族が入力作業を行う必要はありませんし、クリアファイルに領収書を入れて当事務所までお送りいただくだけです。
もちろん、お手間でなければスキャンした領収書をメールでお送りいただいてもかまいません。先生や奥様の手間のかからない方法をお選びいただけます。
先生の限られた時間は、診療の質を高めること、スタッフと向き合うこと、クリニックの将来を考えることに使っていただくべきですし、奥様にとって煩わしい手間も減らすべきだと考えています。会計入力のために人を雇う必要もございません。
当事務所のサポート体制
また、当事務所では、クライアント記録システム「Mykomon」を活用し、預かった資料の処理状況や試算表の内容、これまでのご相談履歴を、先生といつでも共有できる体制を整えています。
担当者が不在の場合でも、他の担当者がMykomonの記録を確認すれば、先生の状況をすぐに把握できるため、「担当者に聞かないとわからない」という属人化を防いでいます。Mykomonはスマホ用アプリが利用できるので、出先やご自宅からでも確認ができます。
あわせて、当事務所では1クライアントに対して複数名の担当者体制(最大4名)で対応することで、質問への回答スピードと、医療特有の税務知識に基づくサポートの質を両立させています。担当者が急な体調不良や休暇で対応できない場合でも、チーム内で情報が共有されているため、先生をお待たせすることがありません。
電子帳簿保存法について
なお、記帳を紙の領収証や通帳のやり取りだけに頼らず、クラウド会計と連携させることで、より効率的かつ正確な処理が可能になります。
2024年1月から、電子取引(メールやWebサイトでやり取りした請求書・領収証など)については、電子データのまま保存することが法律上義務化されました(電子帳簿保存法)。紙で受け取った領収証をスキャンして保存する「スキャナ保存」制度も含め、保存要件は年々細かくなっています。
自計化の場合、こうした最新の法改正に先生ご自身がキャッチアップし続ける必要がありますが、記帳代行であれば、当事務所が制度改正に応じたデータ保存体制を整えますので、先生が細かいルールを覚える必要はありません。
☞国税庁「電子帳簿保存法が改正されました」
会計業務を委託することで見える「クリニック経営でのメリット」
正確な試算表で管理会計が行えるようになる
記帳を先生が自前で行って、入力作業そのものに労力を使い果たしてしまい、出来上がった数字の意味を理解する余力がなくなってしまう先生を、これまで数多く見てきました。
会計業務を平井公認会計士事務所に委託していただくことで、試算表の質が上がり、先生は「数字が何を意味するのか」「今、経営上どのような手を打つべきか」という本質的な議論に時間を使えるようになります。
人件費率や利益率といった経営指標を毎月確認し、必要に応じて具体的な改善策をご提案できるのも、正確で迅速な記帳があってこそです。
「試算表の意味がわからない」という先生もご安心ください。当事務所の担当スタッフが、丁寧に解説いたします。
金融機関からの信頼が高まる
正確でタイムリーな記帳は、金融機関からの信頼にも直結します。銀行からの融資審査や、既存借入の条件見直し交渉においては、試算表の精度とスピードが重視されます。「聞かれてから慌てて数字を作る」クリニックと、「毎月、正確な試算表が自動的に整っている」クリニックとでは、金融機関からの心証は大きく異なります。
当事務所が記帳代行を通じて日々の数字を正確に把握しているからこそ、いざという資金調達の場面でも、スピーディーかつ説得力のある資料をご用意できます。
正しい方針が立てられる
さらに、正確な月次データが蓄積されることで、前年同月比較や診療科内での経営指標比較も容易になります。「先月と比べて材料費率が上がっている」「同じ診療科の他院と比べて人件費率が高い」といった異常の察知は、日々の記帳が正確であって初めて可能になるものです。
性格な経営指標が把握でき、過去の数字と比較することで、将来に向けた正しい方針を立てることができるようになります。
よくある事例:自計化から記帳代行へ切り替えた先生の変化
開業当初、「顧問料を少しでも抑えたい」という理由で自計化を選ばれる先生は少なくありません。しかし、診療が軌道に乗り患者数が増えてくると、休診日や診療後の時間を使って領収証を整理し、会計ソフトに入力する作業が大きな負担になってきます。
当事務所にご相談いただく先生の多くが、「入力自体は終わらせているが、勘定科目の選び方が合っているか自信がない」「試算表は毎月見ているが、正直よく理解できていない」といったお悩みを抱えています。
記帳代行に切り替えることで、こうした先生方は、入力作業そのものから解放されるだけでなく、税理士との面談の時間を「数字の入力確認」ではなく「経営改善の相談」に使えるようになったとお声をいただくことが多くあります。
まとめ:平井公認会計士事務所に記帳代行を依頼するメリットは?
本コラムでご説明した内容を整理します。
- 自計化は、知識がない状態で行うと通常の10倍以上の時間がかかり、かつ誤りが多く発生しやすい
- 会計の本来の目的は「正しい数字を作ること」ではなく「経営を良くすること」
- クリニックは入金の確実性が高く、経理業務を外部委託しても経営上の支障が生じにくい
- 開業医の時間単価は非常に高く、先生の時間を記帳作業に充てるのは費用対効果が悪い
- 平井公認会計士事務所は記帳代行を基本スタンスとし、Mykomonと複数名体制で正確かつスピーディーな対応を実現している
自計化のデメリットは、
- 先生の記帳な時間が減ってしまい、機会損失を生むこと
- 仕訳がわからなかったり、ミスがあったりして、ムダなストレスがかかること
- 会計の入力作業が目的となってしまい、経営分析が疎かになってしまうこと
平井公認会計士事務所に記帳代行を依頼するメリットは、
- 先生が収益活動に専念できること
- 正確な試算表と経営指標が毎月得られること
- Mykomonと複数名体制でいつでもクリニックの経営状況を迅速に確認できる
記帳代行を医科専門の当事務所にお任せいただくデメリットとしては、費用と領収書をお送りいただく手間がかかることですが、それよりも多くの利益を得られます。会計業務は、先生が診療に専念し、クリニック経営を安定させるための土台です。
「今の経理体制に負担を感じている」「自計化をやめて、経営の数字にもっと向き合いたい」――そのようなお悩みをお持ちの先生は、ぜひ一度、医療専門の平井公認会計士事務所にご相談ください。
【会計業務でお悩みの先生へ:無料相談のご案内】
平井公認会計士事務所は、医科クリニックに専門特化した公認会計士・税理士事務所です。約100件の顧問先データをもとに、記帳代行から経営改善まで一貫してサポートいたします。オンラインでの無料相談も承っております。

※ 医科特化のため、歯科の先生は原則対応しておりませんのでご了承ください
(受付時間:9:00~17:30 土・日・祝を除く)
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